中小企業の補助金申請支援を手がけるプランベースが、自社開発の生成AI搭載ツール「AI補助金コンサルくん」を活用した申請で、3次省力化投資補助金(一般型)における採択率94.7%を達成しました。2025年11月28日に公表された3次公募の全国平均は66.8%で、同社の実績はこれを27.9ポイント上回ります。

同ツールは、ヒアリングで得た基礎情報や収益計画を入力すると、制度要件や審査観点に沿った事業計画書の素案を自動生成し、担当コンサルタントが加筆・調整する仕組みです。これにより、計画書作成の工数を削減しつつ、早期の素案提示でクライアントとの擦り合わせを前倒し。作業時間の圧縮が、設計の緻密化や内容精査に振り分けられ、品質向上と採択率の向上につながったとしています。対応制度は省力化投資(一般型)のほか、新事業進出、ものづくりにも拡大済み。開発・評価には中小企業診断士や行政書士が参画し、プロンプト設計や出力検証で実務水準の文章精度を担保しています。

技術面では、現状分析→課題設定→解決策の依存関係に沿う段階的生成や、収益計画ファイルの連携を備え、自然文指示での修正と即時プレビューに対応。これらを含む情報処理システムについては2025年8月5日付で特許出願(特願2025-130571)。同社は累計1,500社超支援、採択実績150億円超の支援実績も明示しています。

今後はβ版の一般公開と対象制度の拡大を進め、助成金・税制・融資向け計画書など審査型文書全般への応用も視野に入れる方針です。採択率の高さが継続再現されるか、第三者による検証と他制度での成果が焦点になります。

【サービス情報】

AI補助金コンサルくん(事業計画書自動生成ツール)

対応制度:省力化投資(一般型)/新事業進出/ものづくり

特許出願:特願2025-130571(2025年8月5日出願)

公式サイト:https://planbase.co.jp/

source: PR TIMES

Share.